住む。という空間の選択肢には、『買う』と『借りる』があります。マンションは買うが良いか、借りるが良いか。など、色々と言われますが、住む人の価値観や、生活スタイル、その時の家族構成などで、その正解はさまざまです。
特に賃貸マンションの良し悪しには、家賃にも左右されることはありますが、最終的には住む人の好みや価値観、生活スタイルにも関わります。コスパの良い賃貸マンションに住むことが出来るコツや、工夫、知識を紹介します。
『物件探し』には時間をかけてください。
最終的に、その賃貸マンションが『当たり』だったか。は、住んでみるまで、そのすべては分からない。というのがほんとのところ。
物件探しの際には、希望の家賃より少し高めの物件まで選択肢に入れて検討することを心がけましょう。
周辺の環境、水回りなどの設備の老朽化、季節の変化で感じる寒暖の差による住み心地など、ある程度の期間住まないと分からないことがあるのは事実です。
同じような築年数や広さでも、家賃が違うのには理由があります。やみくもに高い物件を選べば良い訳ではありませんが、その理由が少しでも分かるように、希望家賃の条件の幅をもって、たくさんの物件を見てみましょう。たくさんの物件を見比べると分かってくることがあると思います。
『騒音』が入居後に最も気になる問題です。
騒音は、入居後に出てくる最もポピュラーな問題。デザイナーズマンション、交通の利便性も良く、自分の中では満足して賃貸契約をし、いざ、住んでみたら、外の車の音が早朝からうるさい。や、隣の部屋の音が聞こえすぎて気になる。など。
騒音問題を可能な限り回避する物件の契約をするためには、物件の内覧の時。建物の近くを大きな道路は無いか。電車やバスの音が部屋まで入ってこないか。工場や遅くまで賑わう飲食店は無いか。など、チェックするか、オンラインでのIT内覧なら、不動産仲介会社の立ち会う人にしっかり聞いてください。